【ミネラルシリーズ】マグネシウム
みなさん、こんにちは
分子栄養学カウンセラーのまなみです
今日はミネラルについてまとめたいと思います。ミネラルってこの世界に5,600種類以上存在するってご存知でしたか? そのうち、15種類が人が適切に機能するために必要と言われている必須ミネラルなんです。
Macrominerals (多量ミネラル):
1. Calcium (Ca): カルシウム
2. Phosphorus (P): リン
3. Magnesium (Mg): マグネシウム
4. Sodium (Na): ナトリウム
5. Potassium (K): カリウム
6. Chloride (Cl): 塩化物
7. Sulfur (S): 硫黄
Trace Minerals (微量ミネラル):
1. Iron (Fe): 鉄
2. Zinc (Zn): 亜鉛
3. Copper (Cu): 銅
4. Manganese (Mn): マンガン
5. Iodine (I): ヨウ素
6. Selenium (Se): セレン
7. Molybdenum (Mo): モリブデン
8. Chromium (Cr): クロム
分子栄養学を学んでいると、中でもこれらが不足すると結構しんどいのよな〜と思うミネラルがいくつかあります。それらを順番に取り上げていこうと思っていて、今日はマグネシウム(Mg)について。
マグネシウムは体内で300箇所以上の代謝や酵素を活性化すると言われているミネラルで、筋肉や神経の機能を正常に保つために必要だし、骨の健康にも、血糖値の調節にも関わっています。マグネシウムが不足すると、チョコレートを渇望するようになったり、貧乏ゆすり、ビタミンD欠乏、PMSや月経痛がひどくなったり、不安感や気分の浮き沈み、眠れなかったり、睡眠の質が低下したり、目の周りの筋肉の引き攣りや、筋肉が攣りやすくなります。
アメリカではマグネシウムが不足している人が人口の約75%(!)と言われています。ストレスで消耗されるミネラルでもあるので、私も不足しがちな側だと自覚しています。そのためあれやこれといろいろな方法で補給しているのですが、やっぱりしっかりとっていると体感に変化を感じます。(個人差はありますよ、もちろん)
最近、LAから車を運転して帰宅しているとき、軽く頭痛とまではいかない違和感を頭の半分に覚えました。私は頭痛や偏頭痛は滅多にないですが、低血糖の症状の一つに頭痛があります。
運転しながら、「低血糖かな?対策したつもりだったけど、甘かったかな?どこか寄って何か食べたほうがいいかな?などと考えたのですが、「待てよ、マグマソルト舐めてみよう!と舐めてみたところ、15〜30分くらいで頭のぎゅーっとした違和感が消えました。
マグマソルトとは、断食メガネこと断食の先生、田中さんが作られているお塩なのですが、マグネシウムはじめ、ミネラルがたっぷり含まれています。
頭痛っていろいろな原因がありますが、慢性的な頭痛を持っていない私に頭痛が起きるのは大抵、低血糖か水分不足、電解質・ミネラルのバランスが崩れている時です。(頭痛がある方、自分の原因を把握しておくと対処しやすいですよ☺︎)
電解質っていうのはイオンと呼ばれるもので、水に溶けると電気を通す物質(ミネラル)のことです。水に溶けると陽イオンと、陰イオンとに別れて、陰用のバランスが保たれることで血管、神経、筋肉、細胞などの働きを調整しています。この電解質のバランスが崩れることで倦怠感、頭痛、吐き気、めまい、血圧や臓器血流低下といった「脱水症状」が現れます。
脳の60〜80%は水分だと言われていて、わずが1~2%不足しただけで機能に異常が生じます。脳の水分不足の影響はこんな感じ。
• 体重の1-2%の減少: 体重が70kgの人が体重の1-2%を失うと、0.7〜1.4kgの水分を失うことになります。このレベルの脱水症状は、認知機能や気分に影響を及ぼし始める可能性があります。
• 体重の3-5%の減少: 同じく体重70kgの人が体重の3-5%を失うと、2.1〜3.5kgの水分を失うことになります。この中等度の脱水症状は、認知能力や身体能力に大きな影響を及ぼし、めまいや疲労などの症状を引き起こします。
• 体重の5%以上の減少: 体重が5%以上減少する重度の脱水症状では、70kgの人が3.5kg以上の水分を失うことになります。これにより、重度の認知および身体機能の障害が発生し、熱中症、けいれん、さらには生命を脅かす状態になる可能性があります。
マグネシウムはいわば、鉱物ですので、元は石みたいなものなんですよね。それがいくら粉になろうと、液体になろうと吸収が難しいのは想像しやすいですよね。なので、ミネラル補給は吸収を考えてあれやこれやといろんな方向からアプローチするのがいいなと思っています。
あ、一つミネラル補給の大事なポイントとして、一つのミネラルだけを意識するのではなくて、1種類全体のバランスを考えながら摂取することが大切だと思っています。
私のマグネシウム補給方法:
1、トレースミネラル
液体の微量ミネラルをお味噌汁や飲み物に入れて摂取しています。理由は別で書きたいと思いますが、私はニガリよりもこっちが好きです
皮膚からの吸収を狙っています。マグネシウムオイル単体だとベタついたり、ピリつきを感じるので手持ちのボディオイルやボディクリームと混ぜて使っています。これはよく売り切れていますが、コスパもいいし気に入ってリピートしています。NEOMっていうマグネシウム入りのボディクリームも何度かいただいて使っています。いい香りだし、混ぜる手間が省けるのですが、コスパはマグネシウムオイルの方が断然いいです。
3、エプソムソルト
こちらも同じく、皮膚からの吸収を狙った方法。お風呂に入れて浸かります。アマゾンのベストセラーでもいいですね。
4、あおさ
お味噌汁の具の定番!青のりをかけるところはあおさ粉を。
こんな感じでまとめてみました。参考になったらうれしいです☺︎